
幕末
真の開国要求
1857年(安政4年)
大橋あたけの夕立(歌川広重)
木版画
江戸市街(歌川広重)
神田川
大名行列
遠景に富士山が見える東海道
大橋あたけの夕立(歌川広重)
木版画
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テキスト本文
1857年(安政4) 真の開国要求
前年に築地鉄砲州に開設された諸藩士の調練所「講武所」に新たにこの年に西洋軍艦の操縦法を伝授する「軍艦教授所」が新設され、幕臣の勝海舟(1823~1899)が教授方に任じられた。アメリカは従来の和親条約に加え、さらに長崎・箱館(函館)を開港場とし、さらに開港した伊豆半島の下田・箱館にも米人が居住できるよう、さらなる物資調達ができるように要求して幕府に認めさせ、ハリス領事はさらに日本に真の開国を要求した。
年表
【1857年(安政4)】
・4月 講武所に軍艦教授所が設置、勝海舟が教授
・5月 米ハリス領事と下田奉行の間で日米約定に調印
(長崎の開港、下田/箱館の米人居住、領事裁判権)
・9月 幕府がオランダより「咸臨丸」「朝陽丸」を購入
《世界の動き》
・1857年、アメリカの大手生命保険のNY支店が巨額損失で
閉鎖、株価暴落が欧州に波及(初の世界恐慌)
・1857年、英・仏・清のアロー戦争(1856〜1860)戦争中
日本と世界
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時の政治
第13代徳川将軍・徳川家定(在職1853~1858)
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女性史
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TOPICS
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