大正

大戦景気〜大正バブル〜

 

1916年(大正5年)

証券市場の活況(大阪)
証券市場の活況(大阪)

欧州の代替需要が日本に向かう

press to zoom
成金の年賀状
成金の年賀状

好景気の大正5年の新年

press to zoom
戦争成金が続出
戦争成金が続出

お札を燃やして靴をさがす

press to zoom
証券市場の活況(大阪)
証券市場の活況(大阪)

欧州の代替需要が日本に向かう

press to zoom
1/5
 
テキスト本文

1916年(大正5) 大戦景気 〜大正バブル〜


日露戦争の反動不況以来の出口のない長期不況にあえぎ続けた日本経済も、欧州という遠くの戦争で俄然と息を吹き返し、開戦翌年の1915年(大正4)に前年の国際収支の大幅な「輸出超過」が報じられると、証券市場は大暴騰を開始、年初54円の「大阪商船」(現・商 船三井)の株価が年末には144円に大化けするなど、乗り遅れまいとする低金利下の余剰資金が証券市場になだれ込み、連日の大商いとなった。欧州先進諸国の総力戦でイギリス・フランス・ドイツ・イタリアの民間企業が根こそぎ軍需産業に転用されたため、戦場から遠く離れた日本や当初は中立のアメリカ(1917年4月に参戦)に代替需要がなだれ込み、予想外の長期戦争は、未曾有の好景気(戦争景気)を日本に招来させ、『船成金』を筆頭に、『鉄成金』『糸へん(繊維成金)』『株成金』『土地成金』などの数多くの「にわか成金」が国内に誕生した。とりわけ、「川崎造船所」(現・川崎重工)、「三菱造船所」(現・三菱重工)、傘下に神戸製鋼所を持つ「鈴木合名会社」(鈴木商店、現・双日などの前身のひとつ)や大手の海運会社が軒を並べる港町の神戸、日本一の貿易港の横浜を筆頭に、全国的に景気が過熱状態となった。大戦景気の1917年(大正6)には「大阪電燈」(現・関西電力の前身のひとつ)の見習工から出発した和歌山生まれの松下幸之助は、改良ソケットをつくろうと独立を決意し、この年に「松下電気器具製作所」(現・パナソニック)を創業した。

年表

【大戦と日本の戦争景気(1914~1919)】


1914年(大正3) 

・ 6月 サラエボ事件 

・ 7月 オーストリアとセルビア・ロシアの開戦

    (第一次世界大戦が勃発)

・8月 ドイツとフランス・ロシアの開戦

     ドイツ・オーストリアとイギリス・日本の開戦

        年後半から 戦争景気

1915年(大正4) 戦争景気

1916年(大正5) 戦争景気 「工場法」が施行 

1917年(大正6) 戦争景気 4月アメリカが参戦

1918年(大正7) 戦争景気

・11月 ドイツ敗戦 第一次世界大戦の休戦(終戦)で戦後恐慌へ

1919年(大正8) 6月 パリ講和会議でヴェルサイユ条約

 
日本と世界
《中国》日本の不条理な21カ条要求
press to zoom
《中国》中国向けの借款供与
press to zoom
《日・独》ドイツ人捕虜の演劇
press to zoom
《ドイツ》潜水艦による無差別攻撃
press to zoom
《アメリカ・ドイツ》Uボートの攻撃・アメリカの参戦
press to zoom
《米》NY.エリス島の移民局(右)
press to zoom
1/2
時の政治
 

第17代首相・第2次大隈重信内閣

http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/kakuryo/17.html

第二次大隈重信内閣
press to zoom
首相の座のアトガマを横取り
press to zoom
寺内正毅内閣の組閣
press to zoom
憲政会の誕生❶
press to zoom
憲政会(加藤高明・総裁)の誕生❷
press to zoom
憲政会の本部
press to zoom
1/2
女性史
 
神戸の女子商業学校の創立
press to zoom
宝塚少女歌劇養成会の生徒(後の宝塚少女歌劇団)
press to zoom
女性文芸誌「婦人公論」創刊号
press to zoom
全米女性党(NWP)の誕生
press to zoom
1/1
 
TOPICS
【ドイツ人捕虜の組体操】
press to zoom
【第6回オリンピック・ベルリン大会-1916年(大正5)】
press to zoom
【阿蘇山の大噴火】
press to zoom
1/1